2026/06/22 08:38

そんな伝説の2日間を経験したあと、植え付け作業が落ち着き少し日にちが経ってから師匠に言われた言葉。

「なんでうちに日本人がいないか分かるか」

「日本人じゃうちで長く続いたやつは一人もいない」

実際に周りの農家さんたちも口を揃えて「ここで長く続いた日本人はいない」と。

実際に僕は最初、色々な農家の人からぽっちゃりの中国人だと思われてました。
だから話しかけられて日本語で返すと日本語上手だねって言われました(笑)
「それで名前は何て言うの?」と言われたので自分の名前を言うと「お前は日本人かっ」って驚かれて何でここに来ようと思ったのかと聞かれました。

だんだん周りの農家が同じやり取りを繰り返してきたので、そのやり取りがだんだん楽しくなってきました。

でも周りの農家は続けてこう言いました。

「あの人は日本でもトップの農家だ。ここで経験を積んで一人前になれる!ただ師匠からクビって言われるか、君の心が折れて辞めると言わなければね!」

意味深な言葉をかけられました。

僕は就農した時は中国人しか従業員はいませんでしたし、周りの農家はも中国人かモンゴル人、カンボジア人がほとんどで日本人は親が元々れんこん農家の人がほとんどでした。

就農すると農業の新人研修のような集まりがあり、同期は40名近くいました。
ただ数年後にその場に残っていたのは二人だけでした。

師匠のところにも、たくさんの人が僕の後に就農しましたが、半分以上の人が一日で辞めていく。

昼休みに「弁当買ってきます」→そのまま帰ってこない。手袋も服も置きっぱなしに。

そんな人ばかりで僕も心の余裕が無かったので色々と作業を教えてあげても「どうせすぐ辞めるだろうな」と思ってしまい昼休みには「続けられないと思うなら今のうちに辞めると言って大丈夫だよ」と言ってしまう自分がいました。

そんな余裕がない中でも心がけていることがありました。
それはまた次の投稿で!